お先真っ暗

伝送便サイトより引用
http://densobin.ubin-net.jp/

    5月24日に郵政公社は06年3月期決算を発表した。
  3事業全体で1兆9千億余円をあげたその最終利益は、トヨタや三菱UFJを凌ぐと報道されたが、その実体は非常にお寒いとしか言いようがないものである。
  その利益のほとんどが貯金部門なのだが、莫大な資金量があれば株価上昇による利益も他銀行を上回るのは当たり前、むしろ他行の税引き前利益と比較するとその利益率は半分程度、簡保を見てもその中身は資金量減少により厳しい状況に変わりはない。

  そして本決算で一番深刻だったのが郵便事業である。一応2億円の黒字とは言っても前年度が283億円の黒字だったことを見れば実に99%超の黒字減という内容となっている。
  生田総裁自身この数字について、「もしかしたら赤字になったかもしれないということは大変衝撃的」と述べ「郵便事
業の本格的な黒字体質への構造改革は依然として厳しい状況」と認めざるを得なかった。
  だが、その「黒字体質への構造改革」について記者会見で問われると総裁は、「営業力アップ」「JPS推進」の二点をあげたのみである。これまでさんざんやっても効果が現れない二点を強調しても、これが構造改革の決定打とは誰も思わないだろう。

  4月21日、郵政公社はヤマトホールディングス子会社ヤマトホームコンビニエンスの上沼雄治前社長(55)の郵便事業総本部の企画役への就任を発表した。
  同氏は、ヤマトの山崎篤社長が昨年突然の退任発表した後、ワンポイントリリーフとして社長を兼務していた有富会長に代わる次期社長としてその名が上がっていたほどの実力者(結局次期社長には瀬戸薫常務執行委員が就任)。引っ越し部門に携わり次第に頭角を表して2003年に取締役に就任している。
  2004年7月号のある物流関連雑誌で氏は取締役営業担当としてインタビューに答え、「郵政を迎え撃つ準備は整った」として2007年度をメドとした宅配便拠点の倍増に取り組んでいると郵政との全面対決の姿勢をあらわにした。
  ヤマト新社長の芽が無くなった氏は手の内を熟知しているライバル企業、郵政に転身したのだ。

  一方、5月10日には日本通運の山崎勝英・前副社長(64)の郵政公社就任が明らかになった。
  国内1100拠点(3万8300人)、海外37ヵ国315拠点(1万3400人)に及ぶネットワークを持つ大手物流会社のナンバー2がライバル物流に着任したのである。
  このほどそのポストが明らかとなった。日逓にかわる新たな総合物流輸送会社の社長である。
  新会社の常務にはヤマト出身の上沼氏が内定し、輸送だけでなく引越事業を含めた多角的物流企業に向かうとみられる。

  すでに生田総裁・高橋副総裁は、新井忠之社長(元郵政省郵務局長)以下旧日逓経営陣の更迭を決定、連結子会社21社、関連会社12社の日逓グループの解体を決断した。これにより新会社は、高速郵便輸送、軽四輪部門を切り捨て、区間輸送を中心としたスリムなものになる。
  それに代わる新規業務が、日本通運との合弁を視野に入れた小口物流展開、企業物流、引越事業への進出なのである。
  実質的な日逓解体・身売り計画であるが、やはり完全に日逓―郵政族を排除するわけにはいかないとみたのか、新会社常務には郵政労使の代弁者として今年6月のJPU定期大会で退任予定の本庄吉幸副委員長(54)をあてることとした。

  この奇妙なトロイカ体制でスタートする新生日逓に、郵便事業会社はその命運をかけるのだ。

これって、日逓を解体して、競争入札のある高速郵便や軽四部門を切り捨てて、おいしいところだけ民営化後の郵便会社の100%出資の子会社になるていうことでしょ。高速郵便会社各社は解散や計画倒産でもやるのかな?入札にかかわるところは勝手にダンピング競争しておけて感じなのかな…。いずれにせよお先は真っ暗ですよ。新会社にいける人はまだいいが、これは大量のプー太郎が出現する悪寒…。愉快なプー太郎生活が間近にせまっているのかな?もうダメぽorz

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック